家づくり
適材適所で活かす技
木材の加工は、厳選した良質の木のみを自社工場にて丁寧に行います。 時には、良質の木を求めて直接産地まで買付けに足を運ぶこともあります。
社寺仏閣も手がけることのできる技術と経験を兼ね備えた熟練職人が木の性質を見極め、無駄なく適材適所に活かせるよう“墨付け”し、一本一本、丁寧に心を込めて“手で刻み”ます。手仕事によって刻まれたそれぞれの材が“木組み”により合致し、より強い家になっていきます。
昔ながらの伝統的な技術を引き継ぎ活かしながら、現代基準に沿った最新の技術や環境設備などを柔軟に取り入れ、お客様のライフスタイルに合わせた空間づくりをします。
憧れのブランド材「東濃ひのき」
木材として、千年以上の寿命を持つ適材は檜だけと言われています。檜は白蟻や腐りに強く、薬剤処理なしで使えるため、体に優しい家づくりに適した木です。特に国産の檜は品質が高く、香りが良いのも特長です。
なかでも「東濃ひのき」は耐久性が高く、材料の粘り、強度ともに申し分なく、高級な家づくりに最適な木材として高い評価を得ています。細やかな美しい木目と艶やかで淡いピンク色の美しい木肌が特徴で、年を経るごとに光沢と強度が増していきます。古くは神社建築に使われ、現代でも伊勢神宮の外宮に使用される建築用材です。
一方、梁には太い丸太の松を、天井・壁・床といった造作部分においても杉・竹などの国産無垢材をふんだんに使い、それぞれの木の特質を活かした温かくぬくもりのある住まいをつくります。
生涯支出で考える
私たちの行う家づくりは、先ずお客様の理想やご要望を伺います。それを基に、プロとしての私どもの経験から来る知識を生かし、共に知恵を出し合い、住まいを造りあげていきます。
最近ではローコスト住宅が人気ですが、家づくりとして大切な事が忘れられているように思います。
最も大切なのは「地盤」・「基礎」・「構造」であり、それらを蔑ろにしては末永く安心して快適に過ごす事は出来ません。メンテナンスしやすく、飽きの来ない構造のしっかりした永く住める家は「生涯支出」で考えても価値があるのではないでしょうか?
ちなみに住宅設備機器の耐用年数は約15年程度と言われています。
限られた予算の中で何を優先するか、何度も話し合い、プランを立てて形にしていきます。
熱意と誠意と信頼と
家づくりに関わる職人は多岐にわたり、古来より職人を統率することも大工の仕事でした。大いなる工人のまとめ役こそ大工の役割なのです。
営業マンであり、設計者であり、現場監督でもあるのです。
屋根・左官・塗装・電気・水道・・・その数二十余り。それぞれの職方がその道のプロであり、誇りを持って誠実に仕事に向き合い、日々専門技術を磨いています。
私たちが信頼し、選び抜いた職方とともに、一生に一度のあなたの大切な家づくりのお手伝いを致します。